このページでは仮想通貨の事を知らない初心者の方からもっと知識を深めたい人に見てもらいたいと思っています。
仮想通貨の基礎知識やリスクを回避する方法、トレードに関することも書いています。
目次
- 1 仮想通貨とは
- 2 仮想通貨と電子マネーは何が違うのか
- 3 仮想通貨に将来性はあるの?
- 4 仮想通貨は危険?どんなリスクがあるの?
- 5 仮想通貨をより安全に運用するために
- 6 ウォレットで資産を守る!
- 7 仮想通貨のブロックチェーンとは
- 8 仮想通貨の始め方
- 9 仮想通貨の販売所・取引所の違い
- 10 仮想通貨の種類・おすすめ
- 11 どこの仮想通貨取引業者を選べばいいの?
- 12 海外の取引所のメリットデメリット
- 13 草コインって何?
- 14 アルトコインって何?
- 15 ICOって何?
- 16 トークンってなに
- 17 アービトラージで稼ぐ
- 18 仮想通貨取引って資産がマイナスにならないの?
- 19 仮想通貨はいくらから始められるの?
- 20 入金の仕方・クレジットカードは使える?
- 21 売り時や買い時がわからない
- 22 仮想通貨の税金と確定申告
- 23 仮想通貨は未成年でもできますか?
仮想通貨とは
仮想通貨とはインターネット上でやり取りされる電子データの事です。
仮想通貨は日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。
日本では仮想通貨と呼ばれ海外では暗号通貨と呼ばれています。
仮想通貨の本来的な価値は「決済・送金」ですが現状では投資や投機が99%となっています。
仮想通貨交換業者は金融庁・財務省への登録が必要で利用する際は登録を受けた業者か確認してください。
仮想通貨と電子マネーは何が違うのか
・電子マネー
Suica,nanacoなどの電子マネーは現金をチャージしただけのもの。
他人に電子マネーを渡すことはできない
・仮想通貨
お客が支払った仮想通貨をお店側は再びその通貨を使用して品物を仕入れることができます。
電子マネーではできません。
他人に仮想通貨を渡すことができます。
仮想通貨に将来性はあるの?
2018年に仮想通貨への影響力が強い韓国や中国への規制が強まりビットコイン価格は急落しました。
さらにG20で仮想通貨取引の規制が議題にしようと提案されたり世界的に仮想通貨に対する規制が強まりました。
2018年の1月にはコインチェックで当時のレートで580億円分のXEMが不正流出する事件がありました。
このように国による規制や価格の暴落、ハッキングによる仮想通貨の流出などの大きな事件があった仮想通貨ですが2017年1月からの価格を比較をしても値上がりをしています。
2017年4月1日~2018年3月16日の値上がり率ランキングでは
モナコイン(MONA)が6.30円→408.00円と64.76倍
リスク(LSK)が33.71円→1439.0円と42.69倍
リップル(XRP)が2.45円→74.14円と30.26倍
ライトコイン(LTC)が824.28円→1万7893円と21.71倍に
ネム(XEM)は1.94円→36.00円と18.56倍に
イーサリアム(ETH)は5665.5円→6万5891円と11.63倍になっています。
ここに記載している通貨以外の多くの通貨も上昇した結果となっています。
仮想通貨は一部の店舗では使用できるようになっており実用化がどんどん進んでおります。
実用化されているので今後も波はあるけれど価格は上昇していくと考えられています。
仮想通貨はとても優れた技術であるブロックチェーンを用いています。(仮想通貨と言われていてもブロックチェーンの技術を用いていない通貨もたくさんあります)
このブロックチェーンは透明性があり不正ができないようみんなで監視できるようなシステムになっています。(ブロックチェーンについては後で記載します)
多くの有名投資家も仮想通貨の今後の値上がりに触れています。
米有名投資家ジェレミー・リュー氏
2030年までに1BTC=50万米ドル(約5300万)になる!
米有名投資家 ジムロジャーズ氏
今となっては仮想通貨が登場した当初に投資を始めなかったことに後悔している。
マカフィー創業者ジョンマカフィー氏
2020年までにビットコイン価格は100万米ドル(約1.1億円)をこえるだろう。
多くの大物投資家が今後仮想通貨の未来は明るいと判断しています。
2017年9月に米国の大手銀行JPモルガン・チェース(CEO)はある発言をしました。
「ビットコインは詐欺であり崩壊する、自社トレーダーが手を出したら即刻解雇する。その理由は2つ。第一に就業規則違反であり第二に間抜けで危険だからだ。」
と発言しました。
その後にビットコイン価格は急落しました。
しかしなんと!仮想通貨を否定したJPモルガンはこの時に安くなったビットコインを大量購入したんですよ!
これが銀行屋、金融屋のやり方です。
まだまだ記憶に新しいリーマンショックにもかんでいるJPモルガン、今度は何をするのやら。
しかしそんなプロ中のプロの金融屋がそこまでして安く買いたくなるほどビットコインは有望な投資対象ともいえるのです。
仮想通貨は危険?どんなリスクがあるの?
・価格変動のリスク
株式や外国為替よりも価格変動が大きい
・取引所のITリスク
仮想通貨取引所はハッカーの格好のターゲット
世界中の取引所がハッカーのターゲットになっている。
・個人のITリスク
パスワードが知られたら簡単に仮想通貨は盗まれてしまいます。
個人で管理する場合はウォレットなどを利用しましょう。
(ウォレットについては下記参照)
海外では年3~4回大規模なハッキングが行われています。
では大切な資産をどう守ればいいのか多くの方は迷われると思います。
大切な資産を守るためにはまずはきちんとした業者を選ぶことが大切です。
きちんとした業者とは
・決算書を開示しているか
の2点が選ぶポイントになっています。
決算書をみれば顧客資産を分別管理しているのか即わかります。
さらに外部から見られているのでいい加減な経営はできなくなるので決算書を開示している業者を選びましょう。
分別管理とは、顧客から預かった資産と仮想通貨業者が保有する資産を分けて管理することです。
分別管理が行われることで、運用会社が破綻した場合でも、顧客の資産は返還されるようになっています。
証券会社などは分別管理が義務付けられていますが、仮想通貨取引業者は法律上は分別管理の対象外となっています。
仮想通貨をより安全に運用するために
大切な資産を守るために個人でできることはたくさんあります。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
①ログインパスワードは複雑なものにする(英数字の組み合わせでできるだけ長くする)
②二段階認証は必ず設定する(ビットフライヤーは2段階認証が必須となっています)
③ウォレットを使う(資産を仮想通貨業者で管理するのではなく自分で管理する ウォレットとは仮想通貨をUSBのようなものでコインで保管するものである。詳細は下記に記載)
④資産は複数のウォレットに分散させる(資産を一か所にするのではなくいくつかに分けて保管しておく)
⑤カフェなどでフリーWi-Fiに接続しない(公共のwifiを使用するとハッキング被害につながります。)
⑥URLを確認して必ずなりすましではないか確認する。
⑦仮想通貨交換業者を複数登録しておく
一つの仮想通貨業者に全資産置くことはコインチェックのようなことが起こればすべてを失う可能性があります。
このため仮想通貨業者を複数登録しておくことは簡単なリスクヘッジになります。
(仮想通貨を業者間で移動させることができるため)
⑧PCにウイルス対策ソフトを入れる(ハッキングをブロックしてくれます)
ウォレットで資産を守る!
仮想通貨は紙幣や硬貨といった実体がないデジタルデータです。
そのデジタルデータをしまっておくのがウォレットになります。
ウォレットとは仮想通貨を保管する財布のようなものです。
ウォレットにはホットウォレット、コールドウォレットがあります。
ホットウォレットとコールドウォレットの違い
・ホットウォレットはインターネットに接続されています。
・コールドウォレットはインターネットから遮断されています。
さらに
ホットウォレットには
①ウェブウォレット
②モバイルウォレット
コールドウォレットには
③ペーパーウォレット
④デスクトップウォレット
⑤ハードウェアウォレット
があります。
①ウェブウォレット
ウェブウォレットは仮想通貨業者での保管というイメージです。
サイバー攻撃などは仮想通貨業者に任せることになります。
しかし何かあった時に仮想通貨業者が資産を凍結させることもあり出し入れできなくなることがあります。
②モバイルウォレットはお店でお支払いするときに便利です。
スマホでの管理になり持ち運びができる。
(アルトコインに対応したウォレットは少ない)
③紙にプリントアウトするペーパーウォレットは外部からのハッキング被害をなくすことができますが紙を厳重に保管しないといけません。
④デスクトップウォレットはPC上で管理します。仮想通貨ごとにデスクトップウォレットを用意しなければいけません。
⑤ハードウェアウォレットは見た目がUSBメモリーのようなLedger NanoSなどが知られています。
仮想通貨の保管は額や用途によって使い分けるのがいいと思います。
少額の保管ならデスクトップウォレットやモバイルウォレット、が適していますし、長期的に保管するのであればペーパーウォレットなどのコールドウォレットが良いでしょう。
多くの方が仮想通貨の保管方法として用いているのがレジャーナノSのようなハードウォレットになります。
ウォレットにて資産を保管する時の注意点。
ハードウォレットは初心者にはハードルが高く逆に失うリスクもあることを覚えておきましょう。
例えばリカバリーフレーズをなくしたり、操作をミスすると保管した仮想通貨を取り出せなくなるリスクが生まれます。
>>レジャーナノSを使用した保管方法はこちら
パソコンがウイルスに感染していると送金するときに違うアドレスに書き換えられることもあります。
メルカリやアマゾンで新品と書いてあるウォレットを購入しても実は新品ではなく仮想通貨を盗まれる被害が実際に出ています。
以前コインチェックはNEMという仮想通貨をホットウォレットで保管していました。
このためハッカーに侵入されコインの流出を招いています。
この事件からインターネットから遮断されたコールドウォレットの方が安全かと思われそうですが実は一概にそうとも限りません。
世界中で起こる不正流失は内部犯行によるコールドウォレットからの流出もあります。
個人で誰にも知られない形で保管するならコールドウォレットがおすすめですが企業や他の方が出入りする環境ですとコールドウォレットが安全とは言い切れません。
仮想通貨のブロックチェーンとは
ブロックチェーンはサトシ・ナカモトという方が発明されたと言われています。
日本語では分散型台帳技術とも呼ばれています。
取引データを一定量ごとにブロックと呼ばれる形にしてそのブロックを鎖のように連続して記録する形をブロックチェーンといいます。
ビットコインの場合は世界中の取引データを10分ごとに新しいブロックにして繋げていきます。
中央集権型の管理者がいなく外部からのハッキングなどで書き換えられる事がほぼ不可能といった特徴を持っています。
過去のブロックと今のブロックを繋げるためには高度な計算が必要になり、このブロック同士をつなげる作業を採掘(マイニング)といいます。
高度な計算をしてブロックを繋げる作業の対価としてビットコインが受け取れる仕組みになっています。
仮想通貨の始め方
仮想通貨取引はインターネットにつながれたパソコンやスマホがあり取引を行うための口座を持っていれば誰でも始めることができます。
ただし株式投資のように電話や店頭での注文はできません。
ほとんどの仮想通貨取引業者は24時間365日休みなく動いています。
ですのでどんなライフスタイルの方でも取引が可能なんです。
管理人一押しのビットフライヤーは登録がとても簡単です。
・メールアドレスの登録
・住所、氏名、生年月日、国籍、電話番号を記入
・免許証の裏表を写メで撮って送信
たったこれだけで登録ができてしまいます。
1週間ほどでハガキが送られてきて手続きが完了となります。
仮想通貨の販売所・取引所の違い
仮想通貨業者の中には「取引所」と「販売所」の2つがあります。
・販売所とは仮想通貨業者から仮想通貨を購入します。
・取引所とはユーザー同士で売買するところです。
例えば上記の画像はビットフライヤーの管理画面を載せています。
赤枠で囲まれたところを見るとビットコインの販売所と取引所があることが分かります。
販売所はビットフライヤーという業者と仮想通貨を売買することで
取引所とはビットフライヤーに口座開設している人同士がビットコインを売買することです。
仮想通貨を売りたい人と買いたい人が集まってマッチングを行うといったイメージですね。
販売所のメリット…仮想通貨業者が提示している額であればそのレートで購入することができます。
販売所のデメリット…売値と買値のスプレッドが広いところです。
スプレッドとは買値と売値の差になります。
手数料がない代わりにこのスプレッドがあるのです。
上の画像は販売所での1ビットコインの買値と売値の価格です。
スプレッドは32,468円も開いています。
1ビットコインを826,385円で購入してすぐに売りに出しても793,917円にしかならないのです。
短期的に何度も売買するのであればこのスプレッドは狭い方が有利になってきます。
取引所のメリット…自分が売買したい額を指定する「指値注文」があります。
取引所のデメリット…指値を入れてもその額にならないと約定(取引が成立)しないことです。
ただし成り行き注文をすればその場のレートで売買することができます。
上の画像は取引所の1ビットコインの価格になります。
Askは買い
Bidは売り
1ビットコインを810,000円で購入して809,400円で売却しても600円ほどしか差がありません。
取引所での取引はユーザー同士が取引するためより多くのユーザーが取引をする取引所でないと売買が成立しません。
このため多くの人が利用する仮想通貨取引業者のご利用をおすすめします。
仮想通貨の種類・おすすめ
仮想通貨は世界に1500種類以上あります。
しかし現状日本の仮想通貨業者で取引できるのは20種類くらいです。
初心者の方におすすめしたい仮想通貨はやはりビットコインになります。
その理由として圧倒的に取引ユーザー数が多く注目度も高くNo1の通貨だからです。
さらにビットコインは時価総額188,566.5億円とNo1で、
No2のイーサリアムの2倍もあります。(2018年3月1日現在)
時価総額が大きいということはそれだけ多くの人から注目を浴びその通貨を欲しいと考える人が多いのです。
逆に時価総額が小さいと少ない資金でも価格が上昇しやすい半面暴落もしやすい部分があるのでお勧めできません。
どこの仮想通貨取引業者を選べばいいの?
取引所によって取り扱う仮想通貨の数や種類が異なります。
さらに手数料や販売所の有無や他銀行口座から仮想通貨取引所に資金がすぐに反映される即時入金(クイック入金)の有無の違いがあります。
口座開設の手数料や口座維持手数料は無料ですのでいくつか口座開設して自分に合っている業者を選べばいいと思います。
ただユーザーが多いところでの取引をおすすめします。
その理由として取引が盛んでない業者ですと売買が成立しづらかったり流動性が悪かったりもします。
管理人のおすすめ業者はこの3つです。
海外の取引所のメリットデメリット
メリットは何といっても日本で取り扱っていない仮想通貨を売買することができるところです。
草コインと言ってまだ無名で今後値上がりするかもしれない通貨も取り扱っています。
デメリットは海外通貨ですので情報が圧倒的に少なくなります。
さらに海外の取引所ですと米ドルやユーロといった為替レートの変動や為替手数料がかかり複雑になります。
初心者の方は国内業者の日本円取引できる業者が良いでしょう。
草コインって何?
草コインとは規模の小さいアルトコインのことを指して言います。
国内の取引所でも海外のアルトコインを購入することはできますが高く買わされたり、取扱っているコインが少ないのが現状です。
草コインの魅力は何と言っても今はだれも見向きもしないが将来何百倍、何千倍もの価値になる可能性があるところです。
日本で手に入らない草コインを手に入れる方法
・ほとんどの草コインが海外業者ですので海外での口座を開く
・ビットコインでの取引になるのでビットコインを海外業者へ送金する
海外業者の注意点
・送金のエラーや急に取引ができなくなるなどのトラブルも英語でのやり取りになる。
・取引所がなくなると基本的には何も保証されない。海外の取引所は政府が認可していることはほとんどなくどこが運営しているのかわからないような怪しい取引所もある。
アルトコインって何?
アルトコインとはビットコイン以外の仮想通貨の事を言います。
リップルやイーサリアムもアルトコインです。
ビットコインから分裂したビットコインゴールドやビットコインキャッシュもアルトコインになるのです。
現在仮想通貨は1500種類以上あると言われています。
多くのアルトコインが出てきていますが実用性がないアルトコインなどは今後淘汰されていくでしょう。
ICOって何?
ICOとは株式で言うところの新規発行株(IPO)です。
市場に流通させるために購入者を募り資金を調達します。
新しい仮想通貨が発行されるというイメージです。
一般的にIPOで購入した株式は上昇することが多く仮想通貨のICOも同様に期待が大きければ大きな利益を期待することができます。
しかし必ずしも値が上がるという事ではなく下がる仮想通貨もあるので投資は慎重にしたほうが良いでしょう。
ちなみにICOはIPOよりも資金調達コストが10分の1になるとも言われており今後はICOによる資金調達はますます増えることが予想されます。
トークンってなに
ICOには企業やプロジェクトが「コイン」や「トークン」と呼ばれるものを発行し、ビットコインやイーサリアムなどの広く流通している通貨と交換し資金を調達します。
コインもトークンも同義だが少しだけ違う点があります。
コインとはビットコインなどのマイニング(採掘)によって発行され非中央集権的に運用されるタイプの仮想通貨の事をいいます。
トークンとはリップルのように新たに採掘ができないものを指して言うことが多いです。
アービトラージで稼ぐ
仮想通貨取引のテクニックの一つにアービトラージというものがあります。
アービトラージとは取引所間の価格差で利益を上げていく手法で「サヤ取り」や「裁定取引」とも呼ばれています。
機関投資家などが利ザヤ目的でよく使われている手法で株式や為替など様々な金融商品で用いられています。
このアービトラージは初心者の方でも誰でも簡単にできます。
仮想通貨取引所によって仮想通貨の価格は同じではありません。
ですので取引所間の価格差を利用した取引になります。
A取引所ではビットコインの価格が1BTCが95万5000円でした。
B取引所ではビットコインの価格が1BTCが95万1800円でした。
この差額3200円を取に行く手法です。
アービトラージとは同一の価値を持つ商品の一時的な価格の差になります。
より具体的な方法は他のページで説明します。
仮想通貨取引って資産がマイナスにならないの?
元本割れは充分にあります。(元本割れとは振り込んだ金額よりも減ることです)
それ以外にも信用取引の場合ですと資金が0になったりマイナスになることも考えられます。
取引には現物取引と信用取引があります。
・現物取引
例えば口座に10万円入っているとします。
10万までの額で取引することで、ごく一般的な取引が現物取引です。
・信用取引
信用取引とはレバレッジと言って倍率をかけることで持っている金額以上の取引することができます。
例えば口座に10万円入っているとします。
本来なら10万円までの取引しかできないのですが信用取引を利用することで100万円や250万円の取引をすることが可能になります。
(倍率(レバレッジ)は各仮想通貨取引業者によって異なります。)
このため少額で大きな額を動かせるので儲けは大きくなりますが損失も大きくなります。
ほとんどの取引所の場合は口座の資金が0やマイナスにならないようロスカットという仕組みを利用されています。
ロスカットとは資産がゼロやマイナスになる前に強制的に決済するシステムの事です。
しかし急な変動やシステムエラーでロスカットが遅れたりすることで口座がマイナスになることもあるかもしれません。
ですので信用取引はできるだけしないことをおすすめします。
身の丈に合った取引を行うことが投資を続けるコツになります。
仮想通貨はいくらから始められるの?
仮想通貨取引は少額からでも投資ができます。
例えばビットコインは1BTCが約90万円ですが取引所によっては0.001BTCから取引できますので90円から始めることができます。
入金の仕方・クレジットカードは使える?
・ビットフライヤー 2018年3月9日(金)以降、クレジットカードでの仮想通貨の購入および定期購入は停止しております
・ビットバンク 導入を検討中
・ビットポイント クレジットカード利用不可
・フィスコ クレジットカード利用不可
・GMOコイン クレジットカード利用不可
・QUOINEX クレジットカード利用不可
・BTCボックス クレジットカード利用不可
・Xtheta(シータ) クレジットカード利用不可
現在ほとんどの国内の仮想う通貨取引所ではクレジットカードが使用できません。
ビットバンクは現在検討中という返答をいただけましたがまだクレジットカード入金はできません。
ほとんどの仮想通貨業への入金は銀行振り込みかコンビニでの振り込みになります。
売り時や買い時がわからない
仮想通貨は常に価格が変動しています。
このためどこでエントリーすればいいのか迷う方も多くおられます。
多くの投資家の方はどのタイミングで買うかどのタイミングで売るかきちんとマイルールが決まっています。
多くの方が取引の目安としているのは
・テクニカルチャートをみてエントリーをする
・ファンダメンタルで取引する
です。
テクニカルチャートとはこのようなやつです。
ファンダメンタルとはニュースのことです。
仮想通貨の良いニュースがあると価格は上がり、悪いニュースがあれば価格が下がるといったことが起きますので日々のニュースに意識を向けてエントリーします。
初心者の方にはちょっと難しい話かもしれません。
別ページでテクニカルチャートや日々のファンダメンタル予想をしていますので参考にしてみてください。
仮想通貨の税金と確定申告
仮想通貨の所得は雑所得として扱われます。
その課税額は本業の給与所得などと合算する「総合課税」で5%~最大45%+住民税10%にもなります。
株やFXで得た損益は他の金融所得と差し引きをして課税対象の所得を減らすことができるのに対して仮想通貨では損益通算ができません。
さらに損失を3年間繰り越して将来の利益と相殺することも仮想通貨ではできません。
これは投資家にとってとても不利な条件になります。
かつてのFXも仮想通貨と同じ状況にありました。
個人投資家にFXが普及して数年後に一律20%の税金、3年間の損失の繰り越し控除ができるようになり仮想通貨も今後はこのような流れになると予想されます。
麻生太郎財務相が仮想通貨の税率改正を提案しているので麻生さんガンバ!と言いたいですね。
雑所得の所得金額が20万円以上なら確定申告をして所得税を納付しないといけませんが仮想通貨を保有した状態での含み益は課税対象にはなりません。
しかし仮想通貨で買い物をした場合で、その価格が値上がりして利益が出ていれば雑所得して扱われ課税対象になるのでご注意を。
仮想通貨の税制ははっきりしていない点も多く不明点があれば所轄の税務署に相談することをおすすめします。
仮想通貨は未成年でもできますか?
未成年でも仮想通貨取引ができる取引所があります。
未成年でも仮想通貨取引ができる取引所(保護者の同意が必要)
・ビットフライヤー
・Zaif
・BitBank
・BTCボックス
・フィスコ
満20歳以上という制限がある取引所
・GMOコイン
・QUIONE
・DMMビットコイン